森の「恵み」について考える昼〜「アースデイ東京2015」

本日は、代々木公園で開催された「アースデイ東京2015」に出かけてまいりました!

「森林・緑化、生物多様性」のゾーンでは、実行委員長のC.W.ニコルさんが日本の森の現状を語るトークステージ。
老若男女が耳を傾けます。

「害獣駆除」の目的で仕留められた鹿たちが一年で30万頭以上(!)、ただただ森に埋められているという現実に、森の有効活用や自然との共生について深く考えさせられました。

C.W.ニコルさんご自身が店頭に立つ「フォレストキッチン」は、アースデイ恒例の光景。

鹿肉を素材としたメニューがズラリ!

環境負荷が低いうえに、しかも、美味い!(個人差あり)

膨大な飼料を必要とする牛肉を高い運搬費をかけてわざわざ輸入するのであれば、地域に「眠る」天然資源である鹿たちの「恵み」に預かることは、より低エネルギーな「地産地消」のスタイルに近づきます。

なんとか流通させる仕組みづくり、需要の喚起も含めた食文化としての定着が大切だなと思わされました。

地域資源を循環させることに繋がるジビエ料理になるべく親しんでいこう! との思いを新たにしました。

坂本龍一氏が主宰する「more trees」さんのブースでは、間伐材を活用した楽しい品々が♪

フジロックのブースでは、間伐材で「マイコースター」を製作する体験型のイベントも。

そして、ペットボトルのキャップを燃料とした「プラスチック油化」発電。
これらの発電機が会場の電力をまかなっていたのでした!

「天ぷら油リサイクル」発電機の隣りには、愛媛県のNPO法人「農音」さんの「移住相談窓口」も。

お話をお聞きすると、首都圏で活動していたバンドメンが中心となって「音楽と農業で地域を結ぶNPO」として発足した団体とのこと。

「昼は畑、夜はジャムセッション」なんて、現代版「晴耕雨読」で最高の生き方だなぁ。

キャッチコピー「東京? 多分楽しかったと思う。」が、なぜかじわじわと心に沁みます。


NPO法人「農音」 ホームページはこちら


発想と行動力、そしてワクワクするイメージがあればきっと世の中を、持続可能でより良い方向へ変えてゆけると感じた休日でした!

株式会社 日本グリーンエナジー

『地産地消』のエネルギーで   新しい時代を始めよう! ~地域密着の太陽光発電システム専門店